Wi-Fiの始まり

Wi-Fiは無線LANの中の1つの回線ですが、ほぼ同義語として使われています。
これも間違いではないのですが、無線LANと表記した場合は広義も含めて大雑把な言い回しになります。
Wi-Fiは規格名であり通信方法の種類の一つになります。
細かい事はともかく無線LANが開発されるまでは遠赤外線が無線接続の主流でした。
今は携帯モバイルコンテンツとして残っているだけですが、圧倒的にWi-Fiユーザーの方が多いですから、これでネット接続を考える人はほとんどいません。

せいぜい端末から端末へのデーター転送に使われるだけです。
高速モバイル通信としてLTEや3Gも一世風靡しました。
今でも屋外通信では活用している人もいます。
しかし圧倒的支持を受けているのはなんといってもIEEE 802シリーズです。
初期に開発されたIEEE 802.11-97対応無線LANは熱烈に支持されましたが、一般人には導入が難しいものでした。
速度も最高2BPMまででしたから、重量感のある動画ファイルや音声ファイルのダウンロードにかなりの時間がかかってしまっていました。

ほとんど研究者の特権のように利用されていた無線LANを、標準化して一般人の手の届くレベルまで下げたのは、世界有数の大手IT企業でした。
今では世界でもトップレベルのシェアを誇り、日本でも1.5人に1人という高い確率で生活の中に浸透し、LTE/3G共にブロードバンド・インフラとなっています。
その立役者となったのはIEEE 802.11です。
1900年代後半の事でした。
今回はWi-Fiが生まれるまでの歴史についてのお話です。